新しいパソコンを組みました

マイコン研部室にはサーバー機のほかに、日々の活動で使うパソコンが数台程度設置・運用されています。うち1台は2019年1月にアップグレードを行いましたが、そのほかのパソコンはWindows11非対応の10年落ちのPCであり、新しいPCへの置き換えが望ましい状況でした。

しかし、現在のマイコン研には5年前のように最新パーツを買い集めて一台組む余裕はありません。
そのため、会長の自作機の組み換え時に余ったパーツや、部室に転がっていた古いパーツを組み合わせて一台組むこととなりました。

こうして集まったパーツがこちら
写真のパーツはほとんどが中古品ですが、メインドライブとして使用するSSDだけは新品を購入しています。

年の瀬も迫ってきた2023年12月28日、旧サブ機からHDDや光学ドライブなどの一部のパーツを流用しつつ、かき集めたパーツ類を組み立て、ついにサブ機もメイン機と並ぶ性能のPCとなりました。

今回使用したCPU(Ryzen5 3600)
中古品なのでヒートスプレッダーには汚れが目立つ
組み立て直前の様子
仮組が終わった後の様子
刺さっているGPUは旧サブ機から引っこ抜いたGTX1050Tiである
使用したSSD
組み込む際には長尾製作所製のヒートシンクを取り付けた
組み立てたサブ機の外見
フルタワーケースなので、持ち運びには向かない

PCの構成(2024/1/11現在)

・メイン機(2019年1月に組み立て)

CPU:Ryzen5 2600x
M/B:x470
GPU:MSI RX570 armor 4G+RX580(例のグラボをRX580化)
メモリ:16GB(DDR4-2666,8×2)
SSD:128GB(NVMe接続,OSが入っている)
SSD:240GB(sata接続、データ用)
HDD:1TB

・サブ機(今回組み立て)
CPU:Ryzen5 3600
M/B:B450
GPU:MSI RX470 armor 8G
メモリ:16GB(DDR4-3200,8×2)
SSD:1TB(NVMe接続,OSが入っている)
HDD:1TB

マイコン研の監視事情

マイコン研部室は常にまいこちゃんによって監視されています。ただ最近動作が不安定なので定期的にRebootしているのですが、機械の機嫌によってうまくいくときといかないときがあります。
その理由で思い当たったのがこれ

(ターミナル)
pi@raspberrypi:~ $ ls /dev
******省略****** video0
******省略****** video2
(motion=監視カメラのプログラムの設定ファイル)
Thread 1
******省略******
videodevice = /dev/video1
******省略******
Thread 2
******省略******
videodevice = /dev/video2
******省略******

かんたんに言うとデバイスの指定の仕方の問題で、起動したときに作成されるデバイスファイルの名前[video?]の番号が指定とうまく噛み合わないという問題がありました。
そこで
http://siriuth.blogspot.com/2015/10/devvideo-usb.html
のサイトの記事を参考にさせてもらって、設定ファイルを

Thread 1
******省略******
videodevice = /dev/v4l/by-id/usb-KYE_Systems_Corp._USB_Camera_200901010001-video-index0
******省略******
Thread 2
******省略******
videodevice = /dev/v4l/by-id/usb-Etron_Technology__Inc._UCAM-C0220F-video-index0
******省略******

とUSBデバイスのIDから指定するようにしました。

2,3回再起動しても問題なかったので多分これで解決です。
昔からあった再起動のときにカメラが入れ替わる問題も解決しました。
ただUSBカメラを交換する時はまた指定し直す必要がありますが、しばらく先だと思うので気にしないでおきます。

RX570とRX470(例のグラボ)でクロスファイア(CrossFireX)してみた。ついでにrx470のBISOをRX580に書き換えてみた。

5月某日は新入生に向けて部室の機材を説明するゼミの予定でしたが、新入生が誰もこなかったためらーめん二郎野猿街道店2へいきました。

その後、部員が持ってきた例のグラボことマイニング用の映像出力端子がないRX470をRX570が入っているメイン機にぶっさしてcrossfireをしてみることに。


X470にrx570が刺さっている。ちなみに、Ryzen 2600Xとグラボの間にはM.2 SSD(TLC,NVMe)が!

上がMSI rx570 4Gb,下がSAPPHIRE RX 470 Gb。ちなみに、570は×16レーンだが470は×8レーン

が、駄目っっっっっっっ!

GPU-Z君で見てみると認識はされているが、Radeonの設定にはcrossfireの設定項目がない。

ところで、この例のグラボは買ったままの状態で何もいじっていない。
もしかしてBIOSをいじってRX580にするやつをやればいけるのでは?

早速やってみることに

まずはAMD/ATI ATIFlashを手に入れる。

解凍したものがこちら

次に書き換えたいBIOSのROMを持ってきます。
今回は例のグラボをsapphireRX580 8GBに変えます。
(参考にしたページ:http://blog.livedoor.jp/miscmods/archives/15067124.html)
ダウンロードしたファイルをatiflashに入れます。

これで準備は完了だ

そして、amdvbflashWin..exeを管理者権限で開き、管理者として実行する。
多分ATI Radeon Polaris 10が例のグラボなのでそれを選択。
(念のため現在のBIOSを保存しておこう。)
左下の”イメージの読み込み”から書き換えたいBIOS(今回はRX580のやつ)を選択して、”プログラム”を押して実行。

まぁ、これでは出来なかったので、ATIFlashフォルダ内でShift+右クリックで[PowerShellウィンドウをここに開く]をクリックします。

.\atiwinflash -f -p o Sapphire.RX580.8192.170323.rom(ここは各自がダウンロードしたファイル名)
と入力し、暫く待つ。

こんな感じになる。(上は少し間違っている。)

ここでミスが発覚

完了した画面
GPU-Z
amdvbflashの画面

どうやらRX570の方のBIOSを書き換えてしまっていたようだ。
とりあえず今回はここまで。
(参考にしたページ:https://freesoft.tvbok.com/freesoft/vga_gpu/ati_winflash.html)
なお、ここまでの様子は下記リンクの動画を参照のこと。
https://youtu.be/x7tyeLiwWAE

さて続きであるが、バックアップをとっていたのでそれを召喚し、同じ要領で再び元のBIOSに書き換える。

バックアップは大切

特に今回はめんどくさくて2枚挿したまま作業しているので、どっちがどっちかの確認をしっかりしておこう。
CUIは怖いのでロックを外しておくだけにしておきます。
windows PowerShellで、atiwinflash – unlockrom 0と入力。

これで多分外れたはずである。
再びamdvbflashwinでrx470のBIOSの書き換えを試したが、

うまくいかなかったのでやっぱり素直にCUIでやることに。
マザーボードの説明書と実際にささっている場所を確認して、adaptor1にRX470が接続されているとわかったので、CUIで
.\amdvbflashWin -f -p 1 Sapphire.RX580.8192.170323.romと入力。


CUIの完了画面
GPU-Zもしっかり騙せている。

無事rx470のBIOSをRX580に書き換えることに成功。

ところで、この記事の主題はAMDのGPUを2枚ぶっしてcrossfireさせることであった。

さっそく、amd設定を開き、ゲーム→グローバル設定にいくとしっかりcrossfireの設定項目が存在している。やったー!crossfireに成功したぞ!!

Radeon設定の画面

でも本当にcrossfireに効果があるのだろうか?
3Dベンチマークでその実力を計測してみる。
まずは、MSI RX570 ARMOR 4G 1枚でのベンチ結果から

未使用中古で12000円で買った570.コストパファーマンスは最高である。

続いて、MSI RX570GB とRX580化されたSAPPHIRE RX470 8GB の2枚によるcrossfireでの結果がこちら。

!!!!!!!!!!!!!!!

グラッフィックスコアを見ると、ほとんど2倍になっている。なんと、4K ゲーミングPCに匹敵する性能となった。これはすごい!

なお、今回のPCの構成は、Ryxen 2600XをMSI x470 gaming pro マザーボードに挿しているものである。

ちなみに、ここまでのようすはhttps://youtu.be/BzBRuq8FvHsここにある。

2019年度新入部員オリエンテーション

去る5月10日、新入部員の確定新歓が開催されました。今年度の新入部員は現在10名となりました。

新入部員の皆さんが部内でどのようなムーブメントを巻き起こしてくれるか、楽しみです。

また、マイコン研ではまだまだ新入会員を募集しています。大学生活に刺激が欲しい、話の合う仲間を見つけたい…そんな皆さんの入会を、部員一同お待ちしています。


新部員承認部会について

 今週末、新入部員を確定させるための部会を行います。
 この部会では、新入部員に部の規則や部室の使い方などを説明し、正式に部員として迎え入れます。
 その他に部の今年度の活動などが協議されます。

日時:5/10(金)18:00~
(新入生に関わる議事を始めに行います。何らかの都合で途中で帰宅しても構いません)
場所:1号館1階109教室

 入部希望者でこの部会に参加できない場合は、この部会以降に部室(学生ホール417号室)に来ていただければ、入部手続き(部の説明など)を行います。
 また、この部会前でも部室に遊びに来て大丈夫です。

部員募集してます

 マイコン研では新入部員を募集しています。1年生に限らず2年生以上の上級生も歓迎します。
 マイコン研に興味を持った方は是非、部室に遊びに来てみてください。

 マイコン研の部室は学生ホール4階417号室、部室前にアンテナや南大沢駅の時刻表を示した電光掲示板が飾ってあるので目立つと思います。

 また4/9(火)16:20-19:30に開催される部室一斉開放に参加します。
 部室一斉開放は参加団体が部室のドアを開けっぱなしにして部室を気軽に訪れられるようにしようというものです。

新歓情報は引き続きLINE@で配信しています。

友だち追加

■■■■を更新しました。

諸事情により詳しくは書けませんが、

うちわがちゃんとした棒になりました。

これでどこも概ね50レベルとなり、部室内でも安定したオタクライフを送れるようになりました。

メインPCをアップグレードしました!(19/4追記)

2018年12月某日、部員有志一同で秋葉原に遠足に行き、メインPCのパーツを購入しました。

2019年1月某日、購入したパーツを組み 立て無事メイン機がオーバースペックになりました。PCの構成

・メイン機
CPU:Ryzen5 2600x
M/B:x470
GPU:GTX1050ti→MSI RX570 armor 4G(会長からの貸し出し)
メモリ:16GB(DDR4,8×2)
SSD:240GB(OSが入っている)
HDD:1TB
・サブ機
CPU:i7-3770k
M/B:Z77
GPU:GTX650ti(多分壊れている)→ASUS GTX 1050Ti
メモリ:12GB(DDR3,4×2+2×2)
HDD:2TB

GTX650Tiはメモリを1Gb以上使おうとするとクラッシュしてしまう。そもそも、このGPUはメモリが1Gbなのであるが・・・。

2018首都大新入生の皆さん

この度は御入学おめでとうございます。

さて、私たちマイクロコンピュータ研究会は、電子工作や情報系資格などのコンピュータ関連からアニメ・漫画・ゲームなどのサブカルチャー関係まで幅広く扱う団体となっています。

上記分野について興味のある皆さんの入部を心からお待ちしています。
新歓情報については、当面はTwitterを通じて配信しようと考えています。是非チェックしてみて下さい
Twitter⇒@tmumcr

また、4月7日に実施されますサークル紹介にも出展いたします。どのようなサークルか詳しく知りたい人、関心がある人は是非いらしてくださいね。