5月某日は新入生に向けて部室の機材を説明するゼミの予定でしたが、新入生が誰もこなかったためらーめん二郎野猿街道店2へいきました。
その後、部員が持ってきた例のグラボことマイニング用の映像出力端子がないRX470をRX570が入っているメイン機にぶっさしてcrossfireをしてみることに。
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が、駄目っっっっっっっ!
GPU-Z君で見てみると認識はされているが、Radeonの設定にはcrossfireの設定項目がない。
ところで、この例のグラボは買ったままの状態で何もいじっていない。
もしかしてBIOSをいじってRX580にするやつをやればいけるのでは?
早速やってみることに
まずはAMD/ATI ATIFlashを手に入れる。
次に書き換えたいBIOSのROMを持ってきます。
今回は例のグラボをsapphireRX580 8GBに変えます。
(参考にしたページ:http://blog.livedoor.jp/miscmods/archives/15067124.html)
ダウンロードしたファイルをatiflashに入れます。
そして、amdvbflashWin..exeを管理者権限で開き、管理者として実行する。
多分ATI Radeon Polaris 10が例のグラボなのでそれを選択。
(念のため現在のBIOSを保存しておこう。)
左下の”イメージの読み込み”から書き換えたいBIOS(今回はRX580のやつ)を選択して、”プログラム”を押して実行。
まぁ、これでは出来なかったので、ATIFlashフォルダ内でShift+右クリックで[PowerShellウィンドウをここに開く]をクリックします。
.\atiwinflash -f -p o Sapphire.RX580.8192.170323.rom(ここは各自がダウンロードしたファイル名)
と入力し、暫く待つ。
ここでミスが発覚
どうやらRX570の方のBIOSを書き換えてしまっていたようだ。
とりあえず今回はここまで。
(参考にしたページ:https://freesoft.tvbok.com/freesoft/vga_gpu/ati_winflash.html)
なお、ここまでの様子は下記リンクの動画を参照のこと。
https://youtu.be/x7tyeLiwWAE
さて続きであるが、バックアップをとっていたのでそれを召喚し、同じ要領で再び元のBIOSに書き換える。
特に今回はめんどくさくて2枚挿したまま作業しているので、どっちがどっちかの確認をしっかりしておこう。
CUIは怖いのでロックを外しておくだけにしておきます。
windows PowerShellで、atiwinflash – unlockrom 0と入力。
これで多分外れたはずである。
再びamdvbflashwinでrx470のBIOSの書き換えを試したが、
うまくいかなかったのでやっぱり素直にCUIでやることに。
マザーボードの説明書と実際にささっている場所を確認して、adaptor1にRX470が接続されているとわかったので、CUIで
.\amdvbflashWin -f -p 1 Sapphire.RX580.8192.170323.romと入力。
無事rx470のBIOSをRX580に書き換えることに成功。
ところで、この記事の主題はAMDのGPUを2枚ぶっしてcrossfireさせることであった。
さっそく、amd設定を開き、ゲーム→グローバル設定にいくとしっかりcrossfireの設定項目が存在している。やったー!crossfireに成功したぞ!!
でも本当にcrossfireに効果があるのだろうか?
3Dベンチマークでその実力を計測してみる。
まずは、MSI RX570 ARMOR 4G 1枚でのベンチ結果から
続いて、MSI RX570GB とRX580化されたSAPPHIRE RX470 8GB の2枚によるcrossfireでの結果がこちら。
!!!!!!!!!!!!!!!
グラッフィックスコアを見ると、ほとんど2倍になっている。なんと、4K ゲーミングPCに匹敵する性能となった。これはすごい!
なお、今回のPCの構成は、Ryxen 2600XをMSI x470 gaming pro マザーボードに挿しているものである。
ちなみに、ここまでのようすはhttps://youtu.be/BzBRuq8FvHsここにある。